試験

試験申し込みから合格発表まで

他の士業資格と同様に国家資格として認定されている中小企業診断士試験は1年に1度、社団法人中小企業診断協会により行われております。

試験内容は決して簡単とは言えませんので、試験日程などを把握し計画的に勉強を進めるようにしましょう。

受験資格はありません!

年齢、実績、他資格保有など一切の受験資格はありません。

資格取得のためには15日以上の実務補習を受ける必要があることから、時間の取りやすい学生の内に受験する人も近年は増えております。

試験は全国7箇所にて行われます

2010年現在では、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡にて試験が行われております。

試験会場は各地区にて毎年決まった場所で行われているわけではなく、申込時に試験会場を選択することもできません。

第1次試験

中小企業診断士の資格取得の第一歩として、必ず受けなければいけないのが第1次試験です。

試験日と申込期間

試験は8月上旬の土日に行われており、申し込み期間は毎年5月上旬から下旬(6月上旬の場合もあります)までの期間とされております。

試験案内、申込書類が仙台を除く試験開催地区の中小企業診断士協会と、本部協会にて配布されておりますので、申込期間中に入手して申し込みを行う必要があります。

協会にて直接入手する他にも、試験案内を郵送してもらうことも出来ます。

第1次試験科目合格者の場合は、科目合格翌々年まで試験案内が自宅に郵送されるようになります。

受験手数料払込で受験申込

受験手数料は14,400円でして、申込書を兼ねている専用払込用紙にて、郵便局にて振込手続きする必要があります。

振り込みを行うことで受験手続きが完了し、7月中旬頃に受験票が郵送されます。

全7科目を2日間

第1次試験はマークシート形式による筆記試験を2日間に渡って行います。

1科目100点を満点とし、科目によって試験時間が設定されております。

平成21年度(2009年)試験では1日目に、経済学・経済政策(60分)、財務・会計(60分)、企業経営理論(90分)、運営管理(オペレーション・マネジメント)(90分)が行われております。

2日目は、経営法務(60分)、経営情報システム(60分)、中小企業経営・中小企業政策(90分)にて行われており、確認できる直近3年間は同スケジュールとなっております。

合格基準と科目合格

合格基準は受験科目の総得点の60%以上とされ、かつ40%未満の科目が1つも無い場合に合格となります。

科目合格基準は、科目につき60%を基準として、試験委員会にて決定された相当点数を満たしている場合に合格となります。

科目免除

合格とされた科目につきましては、翌々年までの試験において申請することで、その科目につき試験が免除されます。

また、公認会計士、税理士、情報処理技術者などの有資格者は、規定科目が免除されますので、申込時には試験科目免除対象者を確認するようにしましょう。

合格発表

合格者は9月上旬に、中小企業診断協会のサイトにて発表され、同時に郵送にて通知されます。

合格者はその年度と翌年度の1次試験が免除となり、2次試験を受けることができるようになります。

第2次試験

第1次試験合格者でも2次試験の申込は必要であり、受験手数料として17,900円を新たに払い込むことで受験申込となります。

2次試験は10月下旬の筆記試験と、12月中旬の口述試験にわかれます。

試験会場は同じとは限りません!

2次試験の会場と1次試験会場は必ずしも同じということはありません。
2次試験案内書に試験会場は記載されておりますので確認を忘れないようにしましょう。

筆記試験の概要

組織、マーケティング・流通、生産・技術、財務・会計に主だった経営戦略、管理などに関した4つの実務事例を元にした、記述形式の筆記試験となります。

全科目ともに80分で試験は行われ、1科目100点満点とし、合格基準は総得点60%以上で40%未満の科目がないことと規定されております。

12月上旬には筆記試験合格者で口述試験を受けられる人が協会のサイトと、郵送による口述試験通知にて発表されます。

口述試験の概要

口述試験は試験管3名で10分間にわたって、筆記試験にて扱われた事例に関して約4問出題されます。

試験時には資料などは一切見ることはできませんので、筆記試験にて出題された事例については把握しておく必要があります。

この試験で試されるのは主にコミュニケーション能力とされますので、できるだけリラックスした気持ちで試験に望めるようにしましょう。

口述試験の合格が中小企業診断士としての合格となりまして、合格者は1月上旬に協会のサイトにて発表され、それと同時期に合格証書が郵送され、晴れて中小企業診断士試験合格となります。

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