試験科目

第1次試験では幅広い知識を求められます

マークシート形式での試験である第1次試験では、経済、財務、経営理論、運営、経法、情報システム、中小企業についてのことが広く問われます。

それぞれの科目について概略・内容を理解し、受験に向けての試験に役立てましょう。

経済学・経済政策

消費者、経営者目線からの経済全体についての知識が必要とされます。

需要と供給の関係という経済学の基本的なことから、政府による経済政策について趣旨、メリットなど、マクロ経済学、ミクロ経済学など身近ながら専門性の高い知識が求められます。

財務・会計

経営診断に必須となる財務会計に関する知識は、企業実態を把握するために最も必要となる知識です。

第2次試験でも財務会計に関する実務事例問題が出題されまして、基本的なことから会計管理、財源・資金、融資制度などまで覚えることは多数あります。

企業経営理論

民間企業に対するコンサルティングにおいて、助言、アドバイス、経営改革の提案などを行う場合に加味しなければいけないのが経営理念です。

組織有りきの経営理念であり、従業員管理などに大きな力を発揮する組織論などを学ぶ必要があります。
事業の成功に不可欠となる自社分析、経営戦略、マーケティング論なども第2次試験に関連があります。

試験時間が90分と設定されていることからもわかるように、広範囲に渡る知識が必要とされますが、基本的なことも多く学べますので他の分野を修得するためにも勉強に多くの時間を掛けることになると考えられます。

運営管理(オペレーション・マネジメント)

人材管理、生産管理、マネジメント管理など、業種に関わらず経営者・管理者には必要不可欠な知識があります。

中小企業診断士の診断業務には、企業診断とともに経営者・人材の診断という意味合いもあります。

製品に応じた生産管理、店舗運営に関わる体系的な知識、人材、流通など様々なことを学びます。
第2次試験にも関連する知識が多く、試験時間は90分と規定されております。

経営法務

事業開始、合併、資金調達、取引、製品の開発など、経営を行う場合には必ず法律が関わってきます。

知的財産権、著作権、ライセンス、守秘義務など一般的な法理に関する知識は、診断、提案などを行う際にも必要とされ、また弁護士、司法書士などの法理に関する専門家と企業との橋渡し的な役割を担っている中小企業診断士には必要不可欠な知識なのです。

経営情報システム

運営管理に必須となりつつあり、近年では多くの企業が実際にシステムを当たり前に使用していることから、情報システムに関する知識は中小企業診断士に必要不可欠とまで言い切ることができます。

ハードウェア、ソフトウェアに関する一般的な知識はもちろん、ネットワークや管理システムに必須となるデータベースについてまで学ぶ必要があります。

中小企業経営・中小企業政策

経済学、経営政策についての全体的な知識の他に、中小企業に特化した知識も必要とされます。

診断士は中小企業のために存在しているといっても過言ではなく、大企業のコンサルティングなどを行うことも制限されてはおりませんが、業務の根幹を担う部分として実務に結びつく分野でもあります。

出題分野が広いことからも試験時間は90分と設定されております。

幅広い知識を元に応用力が試される第2次試験

2次筆記試験では、経営改善、経営改革、事業再生、新事業立ち上げなどに関して実務事例を元に、組織、マーケティング・流通、生産・技術、財務・会計などの面から出題されます。

企業形態の概要を長文から把握し、それぞれのテーマに沿って出題された設問に100文字程度で解答する必要があります。

1次試験に比べ実務に近い試験内容となりまして、基本的知識、理解力、応用力、発想力などが求められます。

口述試験はリラックスして

99%以上の合格率とされている口述試験ですので、よっぽどのことがなければ不合格になることは無いと考えられます。

筆記試験に出題された内容を理解し、発表される試験出題の趣旨などを把握し、緊張せずに試験に望むことで、口述試験の合格が望めます。

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